墨田区の鳩の街商店街のはずれにあった、小さな飲み屋街のアーケード。
日本のアーケード商店街は、建築基準法上の制約のため、基本的に両脇の建物の構造体とは別になっている。(近年の大型再開発などで見られるアトリウムの場合は、建物本体とも接続されている。)しかしこのアーケードには、見たところアーケード独自の柱がなく、両側の建物に載っているようである。基準法以前のものなのか、法律など関係なしに勝手に屋根を掛けちまったのかは不明だが、この歩行者のみのスケール感はなんともよろしい。
半透明の塩ビ波板で屋根が掛けられていたが、ところどころ穴が空いていて、補修されたりされてなかったり。かなりぼろい感じだったが、当時はまだ手前の「プローン」というバーは営業していたようだ。しばらくぶりに訪ねてみたらこの路地自体が消滅していて、どこにあったのかサッパリ判らなくなってしまっていた。