| 旧東海道を歩く 興津 2 街並み 19940503 |
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興津の街道筋には木造で、平屋、逗子二階、二階建て等の町屋、仕舞屋が続く。江戸期以来の建物には平屋が多い。また制度的に二階が許されなかったため、二階が屋根裏部屋のようになった逗子二階も見られる。これらの一階軒先はおしなべて低く、手を挙げれば届く高さで下手をすると樋に頭をぶつけてしまいそうな箇所もある。また奥行きのある大きな屋根が特徴的。 一方、大正期以降のものは階高が高くなり、出桁で軒の出を深くして、通り沿いに壁面を大きく見せている。 今回歩いたのは憲法記念日。しかし最近は日の丸の旗を門口に掲げる家は少なくなった。昔の家には玄関脇の柱や門柱に旗差し用の金具がしばしば取り付けられていた。新築の家にはこれはまずない。興津の家は木造出桁の旧家が多く、歩いていると所々で旗を見かける。 国道一号はバイパスとして海側を高架で突っ走り、旧道を行く車は少ない。しかし東名やバイパスが出来るまでは、旧国1は日本の東西の大動脈であり、大型ダンプやトラックが大量に行き交い、交通事故が多く排ガスも相当なものだったという。今は通過交通も少なく昔日が嘘のように静か。 由比同様、興津でも奥行きの長い町屋が並ぶ。 |