所在地:千代田区丸の内
建設年:T13(1924)
構造・階数:鉄骨煉3
設計:辰野金吾
戦災によりドーム屋根、3階を焼失。数年内に当初の姿に戻す予定。
台形の屋根は戦災復興時の応急措置だったそうで、当初はもっと華やかなドーム屋根が載っていたそうである。またドームとドームの間は現在は2F建てになっているが、ここも当初は3F建てだったらしい。
建築史的には戦前に辰野金吾によって設計・建設された形に戻すことは一つの悲願なのかもしれないが、戦後60年を経て、東京駅は現在の姿でより長い時間を経過する結果になっている。戦争時の空襲によって焼失したものを修復して使い続けてきたという歴史をリセットするべきではない、との意見もあったと言われる。だいたい、ほとんどの人々は既に戦後生まれであり、東京駅といえばこの台形の屋根の建物になるだろう。昔の立面図を見た時、個人的には少しの違和感があったのも事実である。当初の華麗な東京駅を見たいという希望がないわけではないのだが、なんか複雑な気分。

Photo 1988.2.28
実は南北に300m近い巨大建築。丸の内側から見た時、背後に八重洲口の大丸が見えてしまって絵にならかったが、再開発によってビルがなくなり、正面からの景色は少しはよくなるかも。しかしその代わりに八重洲口の南北に超高層ビルが二棟建てられるので、結局は超高層ビルの谷間に赤煉瓦の東京駅はちょこんと残される運命なのかもしれない。
2006年3月いっぱいで東京ステーションホテルが一時休業になるとのこと。2006年度から東京駅の復元改修工事が始まり、復元工事の完成は2011年だそうだ。
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